2025年5月29日~30日、開教者会の真宗本廟(京都・東本願寺)奉仕団研修が開催されました。開教者会では、会員同士が本山・真宗本廟に上山・参詣し、改めて首都圏開教の意義を確かめることを願いとして、研修が行われています。
今回は会員9名が一泊二日のこの研修に参加しました。
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御影堂(活花の展示も行われていました) |
研修・講義においては、本山教導の見義悦子先生から、「宗門各位に告ぐ」という宗門白書の文章を基に、「同朋会運動」についてお話しいただきました。また、座談においては、会員一人ひとりの開教活動の現状について、話し合いました。この座談では教導の先生、補導の先生からも、ご自身の寺院の状況もうかがいました。
こうした機会に、普段話さないであろうそれぞれの思いを共有できたのではないかと思います。寺院・開教所を取り巻く状況は一人それぞれで全く異なります。その中で、お念仏の教えを自ら聞き、またご門徒さんと共にお念仏していく、そのような一歩が大切だと感じました。
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(御影堂前での集合写真) |
日程二日目には清掃奉仕として御影堂門に登りました。御影堂門の上からは、京都の街並みと新緑に映える東山を見ることが出来ました。ちょうど空には晴れ間が見え、五月のさわやかな風が吹く中、会員それぞれが思い思いに清掃しました。こうして真宗本廟奉仕団研修は、教導の先生、補導の先生、会員のみなさんのおかげで無事日程を終えることができました。
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(御影堂門から見下ろす京都の景色) |
開教所往還寺(おうげんじ) 松下 照見 (まつした しょうけん)