「開教」の歩みを学ぶ  6月29日  開教者会研修会

 

このたび、首都圏大谷派開教者会において近年入組による退会者が出ていない状況を鑑み、当会OBから宗教法人化に至るまでの経緯や経験をお聞きすることで、現会員が法人化取得に向けて取り組む際のプロセスを確かめる一助となることを願いとした研修会が開催されました。

講師に当会OBの東京教区千葉組道誠寺前住職市野慈敬氏を招聘し、「開教の歩み」というタイトルで講義をいただきました。講義の前半では、名古屋から千葉市へ移住されたところから宗教法人認可までの年表に沿いながら、当時の経験や心情を詳しくお話いただきました。その中で私の中で印象に残っているのが、開教して数年後に出会われた御門徒夫婦に支えられて宗教法人認可を受けられたことと、開教者として活動する仲間との出会いによって刺激をもらいながら活動することができたというエピソードです。これは、私自身共感できるところがあり、先達と同じように開教の歩みをしているという嬉しさと、人との出会いの大きさ、大切さを深く感じました。

(講義を行う市野慈敬氏)

後半部分では、実際に宗教法人認証の為に県庁に持参した膨大な資料を見せていただきながら、記録することの大事さや、御布施の袋を数年間保管するといいといったアドバイスを頂戴しました。宗教法人認証に必要な具体的な資料とおおよその道筋を確かめることできましたので、宗教法人化に向けた活動に活かしていきたいと思います。また、お持ちいただいた資料の中に、当時の開教者会員のプロフィールがまとめられているものがあり、お目にかかったことのない先輩や、現在も共に活動している先輩方の若々しい写真を拝見し、開教者会の歴史を見ることができました。

 この研修会で得たことを糧に、市野慈敬氏が朗らかに語るような明るい念仏を申しつつ、大谷派寺院設立を目指した開教の歩みを、首都圏教化推進本部のお力添えをたまわりながら一歩一歩あゆんでいきたいと思います。

                           開教所名響寺 長尾 朋聡